お子さまへの診療
お子さまがかかりやすい病気
- 感冒(風邪)
- 副鼻腔炎
- 中耳炎
- アレルギー性鼻炎
- 扁桃肥大、アデノイド肥大
- 耳垢
- 鼻や耳の異物
- 感冒(風邪)
生後半年程度は母親由来の免疫があるため感染が起きにくい状態ですが、徐々に免疫が減少していくためウイルスに感染しやすくなり、風邪をひくようになります。保育園などで集団生活が始まると感染リスクも高まり、1年で平均7~8回は風邪をひくようになります。
- 副鼻腔炎・中耳炎
幼少期は耳や鼻の発達が未熟であり、鼻風邪が耳へ波及し中耳炎を起こしやすい状態です。鼻炎などで鼻水が多くなったり鼻粘膜が腫れると鼻中の空間がより狭くなり、換気が不十分になりがちです。換気が不十分だと鼻内で細菌が繁殖しやすくなり副鼻腔炎が起きやすくなります。
- アレルギー性鼻炎
最近、小児期にアレルギー性鼻炎を発症する頻度が増えていると報告されるようになりました。
初期段階では感冒とアレルギー性鼻炎の判別は紛らわしく、お子さまがどのようなアレルギーをお持ちであるか把握されていることは重要です。
- 扁桃肥大、アデノイド肥大
扁桃(口蓋扁桃)、アデノイド(鼻奥のつきあたりの壁にある扁桃)は成長に従って徐々に大きくなり、肥大の程度が大きすぎると鼻づまり、いびき、睡眠時無呼吸の要因となります。鼻づまりは集中力の低下、無呼吸は睡眠の質の低下や日中の眠気、成長障害と関連があるとされます。
- 耳垢
耳垢は自宅で除去されることも多いと思います。
しかし、実際耳そうじで出血し相談される場合もあります。
当院では安全性を第一に処置を行います。たかが耳そうじで受診するのは気が引けると思われる方もいらっしゃるとは思いますが、遠慮なくご相談ください。
- 鼻や耳の異物
おもちゃや小さな部品などを鼻や耳に入れてしまうことはお子さまに多くみられます。
耳内の異物は緊急性を要する場合は少ないのですが、鼻内の異物はのどに回ると危険であり、できるだけ早い段階での摘出が望まれます。
お子さまが怖がらない治療、
無理のない治療
お子さまに限らず、大人であっても苦痛を感じる治療には前向きになれないものです。そのせいで来院への足が遠のき、治療が中途半端に中断してしまうことはもったいないと考えます。
それぞれのお子さまの性格に対応して有効な治療を選択し提案いたします。
小さいお子さまは症状を伝えることが難しいため、お子さまの症状を保護者さまに分かりやすく説明するように努めております。
親子ともにストレスなく通える
クリニックを
待ち時間のストレスを軽減したく、順番待ち予約システムを導入しております。
現在の待ち時間も確認できますので、順番が近づいてからのご来院が可能です。また、広いキッズスペースやおむつ交換台もご用意しておりますので、小さなお子さまも安心してお過ごしいただけます。
発熱時も安心して来院できる
当院ではコロナウイルス、インフルエンザなどの感染症対策として、発熱者専用の待合室がございます。
空間を分けることで、待合室で別の病気をもらってしまうリスクを軽減します。