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MEDICAL GUIDE

診療について

めまい診療

めまい診療

めまいの原因は、耳、脳、神経、ストレスや体調不良などが考えられます。いくつもの要素が重なって起こることも多く、 様々な視点から診断が必要です。
当院では、耳疾患によるめまいと、脳や全身の不調によるめまいを区別し、治療を行います。

耳の不調でおこるめまい
  • 良性発作性頭位めまい

体や頭を動かしたときに内耳が刺激をうけてめまいがおこります。数秒ないし1~2分と短時間で、安静にしていると止まりますが頭を動かすごとにくり返します。

  • メニエール病(メニエール症候群)

難聴や吐き気を伴うことが多いめまいです。
日によってめまいや聞こえの症状が軽くなったり酷くなったりと、繰り返す特徴があります。

  • 突発性難聴

突然聞こえが悪くなる病気です。耳の奥の音を感じる細胞の障害で、めまいを伴うこともあります。
治療が遅れると治りにくいため、早期の治療が必要です。

  • 慢性中耳炎

急性中耳炎のあと鼓膜の穴がふさがらず慢性化した状態です。 鼓膜の穴から水や病原菌が入りやすいので、炎症がおこって膿が出ます。

  • 脳神経腫瘍

耳と脳を結ぶ神経にできる良性の腫瘍です。
症状は片側の耳鳴、難聴で始まり、次第にふらつきや歩行の不安定がおこるようになります。

めまいの診察について

詳しい問診、鼓膜所見、聴力検査、複眼での赤外線頭医眼振検査、重心動揺検査、平衡機能検査などにより診断してご説明いたします。
めまい患者さまで最も多い原因である良性発作性頭位眩暈症(BPPV)の場合はすぐに頭位治療を行います。

検査の流れ
  • 眼振検査
    眼振検査

    眼の動きに現われるバランスの乱れを 調べます。原因が内耳にあるのか、 脳にあるのかを区別するために重要です。

  • 聴力検査
    聴力検査

    聞こえの状態や異常がある部位を検査いたします。