【改訂】重症花粉症治療 ゾレアについて
当院では舌下免疫療法のほか、
重度のスギ花粉症の方に対してゾレア注射治療を行っています。
この治療を受けられるには、
前年の花粉症の時期に、内服薬とステロイド点鼻薬の両方を使っていたことが必須となります。
内服薬、ステロイド点鼻薬で効果が出られた場合は、ゾレア注射が出来かねますのでご注意ください。

効果は非常に大きいとされますが、注射費用が高額(保険3割負担でも1回の注射で8,500~30,000円)なため、ご相談ください。
ゾレア注射治療を行うには以下の3つの条件をすべて満たす必要があります。
(1)症状が重症であること
アレルギー性鼻炎は自覚症状の程度によって4段階に重症度を分類しています。このうち、重症と最重症であることがゾレアを使う条件の1つとなっています。

(2)当院で抗アレルギー薬とステロイド点鼻薬を処方し1週間試していただいたものの、症状の改善が乏しい
※前年の花粉症の時期に、内服薬とステロイド点鼻薬の両方を使っていたことが前提です。
(3)アレルギー検査でスギ花粉に対してのアレルギー反応が陽性(class3以上)かつ非特異的IgEの数値が一定の数値内であること
※他院で検査済の場合でも、当院での検査が必要となります。結果が出るのに数日を要します。
ゾレア投与までの流れ
【初めてゾレアを希望される場合】
症状の重症度判定、血液検査を行います。
(他院にて、前年の花粉症時期に内服薬とステロイド点鼻薬の両方を使っていた方は、おくすり手帳をご持参ください)
1週間程度の内服薬、ステロイド点鼻薬を処方します。
2回目の受診時に血液検査の結果を説明し、検査結果でゾレアの適応数値を満たすか判定します。内服薬、ステロイド点鼻薬の効果があったか確認します。
処方薬の効果がなく、血液検査結果で基準を満たし、費用に納得されゾレア投与を希望される場合は、業者にゾレアを発注します(費用は検査数値と体重で算出されます)。ゾレアが当院に到着したら電話でお伝えします。
3回目受診時にゾレアを投与します。投与後は15-30分程度院内で経過観察となります。副反応が出なければ帰宅となります。
次回のゾレア投与の日程はその際に相談となります。次回までは抗アレルギー薬の内服を続ける必要がありますので処方を行います。
【1年以内の血液検査結果を持参される場合】
恐れ入りますが、他院で受けられた場合は再度当院で受けていただく必要がございます。
初回外来の血液検査にて、症状の重症度を確認します。
2回目の受診時に血液検査の結果をご説明し、検査結果でゾレアの適応数値を満たすか判定します。
処方薬の効果がなく、血液検査結果で基準を満たし、費用に納得されゾレア投与を希望される場合は、業者にゾレアを発注します(費用は検査数値と体重で算出されます)。ゾレアが当院に到着したら電話でお伝えします。
3回目受診時にゾレアを投与します。投与後は15-30分程度院内で経過観察となります。副反応が出なければ帰宅となります。
次回のゾレア投与の日程はその際に相談となります。次回までは抗アレルギー薬の内服を続ける必要がありますので処方を行います。
【当院でゾレア投与歴があり、最終投与から1年経過していない方】
今回は血液検査を再度行う必要はありません。1回目に受診いただいたときに症状の確認を行い、費用に納得いただければ発注を行います。ゾレアが到着したら電話いたします。2回目受診時にゾレア投与を行います。ゾレア投与から次の投与までは抗アレルギー薬の内服が必要となるため処方を行います。
【当院でゾレア投与歴があり、最終投与から1年以上経過している方】
再度血液検査を行う必要があるため、1回目受診時に血液検査を行います。
2回目の外来で結果を確認し費用について説明を行います。納得いただける場合はゾレアを発注します。ゾレアが到着したらお電話いたします。
3回目の外来でゾレアを投与します。ゾレア投与から次の投与までは抗アレルギー薬の内服が必要となるため処方を行います。
【他院でゾレア投与歴があり、最終投与から1年以上経過している方】
他院での投与歴があった場合でも、当院で投与ご希望の場合は初めて受けられる方と同じ手順となり、血液検査と内服、点鼻薬の効果を見てから検討となります。
以上、ゾレアについてまとめさせていただきました。
重症のスギ花粉症でお悩みの患者様は、お気軽に当院へご相談ください。
舌下免疫療法につきましては、
詳しいページをご確認ください。



